2009年10月4日日曜日

中秋の名月!

              最近、日が暮れるとフクロウの鳴き声が聞こえてくる。
              いいでしょ、月夜の晩にフクロウの鳴き声!
              
              首にぶら下げてるヒマラヤ水晶の勾玉を満月の夜には
              湧き水の水路に一晩入れて浄化してるんだけど、今回忘れてた~。今晩します。
              
              CAFEあめんぼにはフクロウの置物がいっぱいでした。私はなぜかフクロウがスキです。
              古代ギリシャでは「森の賢者」と称され知恵の象徴とされ、
              アイヌの人々はシマフクロウを守護神コタンコロカムイとして、
              エゾフクロウを猟運の神として崇めていたんだそうな。
              
              アイヌの人々は動植物や自然現象あらゆるものにカムイ(日本神道の八百万の神に近いのかな?)
              が宿っていると考えていた。
              彼らは豊かで幸福な社会を築き、二千年という長きにわたり生活をしていた。
              それは完璧な持続性社会であり、心優しい、人間らしい生活であった。
              
              北海道はつい百年程前までほぼ全域に近い面積が原生林だった。
              明治になって我々日本人の開墾入植者によって森林は乱伐され交通網が整備された。
              つい百年程前までは川の水がくめないほどサケが川をのぼっていた。
              だが森林やシカ同様、乱獲の道を明治以後のサケやシシャモもたどった。
              
              狩猟採集民族で定住していたというのはめずらしいそうだ。
              アイヌの人々は必要な分だけ狩猟採集し、感謝して頂いていたのだろう。
              だからこそ二千年もの間、狂うことなく自然の恵が約束された。            
              我々とアイヌの人々とどちらが高度な文明なのか?
              フクロウの鳴き声を聞くと、そんな事を考えさせられる…。   
              

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