2011年3月14日月曜日

復興を願って!

              この度の東北地方太平洋沖地震で被災された方々のご無事と共に、
              亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。
              
              被災された方々に、平穏な暮らしが一日でも早く訪れることを願って、
              私にも出来ることを微力ながらしていこうと思います。
              私の勤めている会社にも救援要請が入り、本日第一陣が宮城へと向かいました。
              私も四月始めには、被災地へ向かえるかと思います。
              ただ今回の震災は、残念なことに原発の放射能漏洩による被曝の不安は隠せません。
              現在我が家には、子供を抱えた三組の家族が関東より被曝を避ける為、避難生活をしています。
              それを知った近所の方が、お米や野菜、漬物を差し入れしてくれました。
             「お風呂も大変だろうから、うちのも使ってちょうだい」なんて言ってくれます。
              そんな心温まる言葉に、思わず涙が出てしまいました…。
              日本人の他者を思いやる心は本当に誇らしいものです。
     
              しかし今回の事故では、改めて放射能の怖さを思い知らされました。
              地震国日本に54基も原発があると思うと、恐ろしくなります。
              原発に頼らなくても、日本のエネルギーはまかなえるのに…。
              今回の事故を機に、自然エネルギーへの転換が進むことを期待し、行動したいですね。
              
              下の写真は、韓国のドキュメンタリー映画『 牛の鈴音 』のワンシーン。
              農家を営む79歳のチェ爺さんと長年一緒に働いてきた40歳の牛の姿を淡々と綴る。
              周りの農家は、トラクターや農薬を使って収量を上げている中、
              チェ爺さんは、牛の餌を汚すと農薬も使わず、老いぼれの牛に鞭打って田畑へと向かう。
              苦労は絶えず、婆さんのグチは尽きない。牛を売って隠居したらと子供たちは言う。
              それでもチェ爺さんには、このままの生活が一番なのだ…。

              現代生活の危うさを思うとき、チェ爺さんの地に足のついた生き方が頭に浮かぶ…。

              P.S 4月30日旭川のイベントで芝居をする予定でしたが、延期となりました。        

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。要町時代に大変お世話になりました、
黒づくめ夫婦です。
品川区の我が家は、ブラウン管テレビが落下して大破。
おかげで3月11日以降はテレビを見ていません。
それは結果的によかったと思っています。
本棚も倒れてしまい、もし、そばに居たら
私も危なかったのですが、なんと!
あめんぼに通えなくなって増えまくった体重対策で
買ったバランスボールが、クッションの役目を果たし、
私は無事だったのです。
震災後、夫は「1日も休みが取れず」やっと今日
お休みとなり本棚をドリルで周囲していて、ふと
「あめんぼ農園に皆さん疎開しているんだろうな」と
思い出してアクセスしたら、やっぱり!
皆様ご無事で何よりです。
そして、あめんぼ農園万歳!と申し上げます。